2010年 06月 29日
6/29 「不易流行」100年企業を目指した3代目社長の挑戦
連(むらじ)会長あいさつ
万人幸福の栞15条は「信成万事」です。信ずる事が全ての事を成就させる、人を信じる事は「信頼」であり、自分を信じる事は「信念」につながります。
人間が相手から信頼される事は無常の喜びであり、それは生きがいとなります。
親子の場合も同様であり、親が子供を信じる事、子供が親から信頼される事は家庭の無限の向上につながります。
会員スピーチ 村上啓太 副会長
本日の講話者 宗守重泰氏をご紹介させていただきました。
(株)宗重商店 代表取締役 宗守 重泰様 講話
大学を卒業し、流通関係に就職していた社会人3年目の頃、急遽家業を継ぐ事になりました。解体業は「静脈産業」とも言われお客様がお金を払って、物も無くなる特異性のある業界です。
老舗と言われていた家業の中身は驚きの連続で、素人からの転職は戸惑いがとても大きいものでした。当初、業界に根付いた悪しき慣習やマンネリを打破する為に社内改革に乗り出しましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。
しかし、社会や他人のせいにせず、自ら変わる、自ら向き合う覚悟を決めて仕事に取り組むようになって初めて多くの協力者が現れてくれました。
その後、「家業」から「企業」への変革を目指し、法人化致しました。
社長となって新体制がスタートを切った時に、社員の「技術・能力」よりも「人間性」を評価すべきと気付き、そのように行動してから社内が一つにまとまっていくのを感じました。
そして、経営戦略を作成し、朝礼をしっかり実施する事にも取り組みました。
今後は「オーナー」企業から「社員の為の」企業になる為に一人一人の仕事を「見える化」し、共有をしていくつもりです。業界のイメージアップを図りながらお客様から支持される企業へ成長していきたいと思います。
本日も、多くの学びを頂いたモーニングセミナーでした。
宗守様、貴重な講話を頂き本当にありがとうございました。その後の名刺交換会も多くの方が殺到
し多くの出会いが生まれました。活気ある講話にお世話役一同、心より感謝いたします。
本日のモーニングセミナー各進行係
司会:水野雅男 専任幹事(写真手前)
朝の挨拶:藤橋真由美 幹事
事務連絡:酒井信一 事務長
誓いの言葉:半田 卓 幹事
掲載・文:村上啓太 写真:須藤信行
by rinrikana01 | 2010-06-29 22:16 | 行事報告